国産発酵エタノール 75

合成エタノールと発酵エタノールってどう違うの?!

※ WHO(2009年)の手指消毒用のアルコール濃度の有効ガイドラインは 60~80vol%ですが、65%以下または 81%以上 から急に効果が低下すると言われています。75vol%(±5vol%)が最も有効です。

消毒用除菌エタノールを選ぶ際のポイント

• 市販の消毒用除菌エタノール製品(以下、「エタノール製品」)に使用されているエタノールは、石油成分からできる合 成エタノールと さつまいも等を発酵して造る発酵エタノールがあります。合成エタノールは、食品用に使用できません。 発酵エタノールは、さつまいも・トウモロコシ・サトウキビを原料とする発酵成分である為、有毒成分が残らないと言われて います。
• エタノール製品には、・経口毒性が高い、塩化ベンザルコニウム及びクロルヘキシジングルコン酸塩液を混合している消 毒剤があります。この種のエタノール製品は、手指を消毒した後、手指に付着した毒性の高い塩化ベンザルコニウム類 を水で洗い流す必要があります。子供や高齢者、特に幼稚園・保育園・ホテル・食堂で使用する場合は、注意が必要 です。また、介護施設などでは誤飲に注意する必要があります。
• イソプロパノールは、毒効果はあるが、合成エタノールより毒性が強くメチルアルコール(メタノール)より少ないと言われて います。イソプロパノール含有製品は経口毒性があるため誤飲に注意が必要です。
• 医薬品・医薬部外品の登録がなくても厚生労働省は現在、特例として手指に使用してもよいことになっています。
• アルコール原料の原産国が海外であっても、日本で充てんすると日本製と表示されます。エタノール製品のアルコール の原産国は約 50%が中国、約 20%がアメリカです。精製が不十分なエタノールがあり注意が必要です。